まさ兄ブログ用

どうも!まつらぎ丸の、ヘルプで呼ばれたのでホイホイ乗り込んでワッと楽しんでいる流れの乗組員(部署不明)らしい、中澤まさともです。

みんなで一丸となって稽古しているので今回は僕視点での稽古の様子をお送りします!


……と意気込んだものの、これまでの皆さんのレポートが活気に溢れて溢れて溢れまくっていたのでここで一旦ブレイクしましょう。

どんなエンタメにも緩急動静が大事なものです。

チラシ1
というわけで、上演まで三週間を切った声優朗読ダンスミュージカルなエンターテインメントステージ『MERDE(メルド)~Sweet bitter memory~』の魅力に迫りまぁ~SHOW♪


◆夢の泡沫は既に弾け……。物語の舞台は栄華の極みからグズグズと寂れていったキーノート劇場。

もざいく
おしほ
伸びやかな歌声とセクシーさで一世を風靡したスーパースター・ライオル(as楠田敏之さん)を筆頭にしたキーノート劇場の煌びやかで賑やかで楽しいステージに魅入られたシルフィ(as河原木志穂さん)は、いつしか自分もキーノート劇場のステージに立ち歌い踊ることを夢見て、喫茶店でアルバイトをする日々。

たけとらちなみ
支配人のレイトン(as武虎さん)と旧知のユニカ(as西村ちなみさん)は舞台に立ち続けている。

舞台に立つためのオーディションが今日も始まる。


◆夢・願い・野望を胸に様々な人物が登場する。

華ちゃん
とある事情で必死にオーディションを勝ち取ろうとするロザンヌ(as武田華さん)。

まなおだゆりな
マーゴ(as水野愛日さん)は、優しいけど優柔不断な青年ダズ(as小田久史さん)の世話に夢中。そんな二人の仲に割って入ろうとする若手の女優コニー(as古川由利奈さん)。

それぞれが、自分の夢と願いと欲望を叶えるために舞台の上を生きています。


◆劇場に迫る不穏な気配。現れたのはかつての……。

ぽんたまさ兄
伝統あるキーノート劇場に、かつてライオルとユニカと共にステージに立っていたホーネット(as本多諒太さん)が姿を見せる。今や絢爛たる大劇場スターフィールドのオーナーとなった彼は「最高のビジネス」を謳い持ちかけてくる。そんな彼の傍らにいるのは、スターフィールドが誇る大スター・グレッグ(as中澤まさとも)であった。


◆オルゴールや回転木馬のように変わらない、変えられない毎日。そんな中、出会う二人。運命は……動き出さない?!

さち
まりさん
シルフィの働く喫茶店に毎日来る青年アルト(as松本さちさん)。その姿を優しくも心配そうに見ている母、オードリー(asまるたまりさん)。

ある日、裏方の人員が二人足りないとシルフィに連絡が入り、その場にいた常連客を引っ張り出して行くことになる。

さちしほ
何とかその場を乗り切り、アルトにお礼を言い、「また明日」と告げて別れるのだが……


以上が、『MERDE(メルド)』の冒頭のあらすじでございます。

果たして、必死に生きる登場人物たちが行き着く結末とは。お楽しみにしていてください。


◆声優が声で生み出す、想像させるリアリティ! Matsu-Ragi丸の朗読


続きまして、そもそも「朗読ミュージカル」とはなんなのか?

まあ、「朗読をしながらミュージカルもする」という言葉のままなのですが、ここはひとつ、Matsu-Ragi丸における「朗読」についてお話しましょう。

昨今、ステージエンターテイメントの一角としてより一層存在感を増した「朗読」。コロナ禍より以前から様々なアプローチ・演出で表現されてきました。

舞台2
Matsu-Ragi丸は、基本は正面向きに呼びかける朗読。声優ならではの表現力で、その場で相手との距離はどれくらいなのか、何が起こっているのか、何をしているのかを表現し想像を呼び起こします。


◆華やかたれ、絢爛たれ! Matsu-Ragi丸のTHE ミュージカル!

舞台1
そこに……スタンドマイクを立てるのではなく、インカムマイク(無線口元マイク)の装着により「ミュージカル」の醍醐味、歌とダンスを存分に披露できるようになります。

舞台3
異国の王子
次に衣装! 物語の世界観が一人一人の登場人物に凝縮されています。 ……まあ、このコテコテなトリコロールカラーは「異国の王子!」って感じですよね。こういうことです、ハイ。

ダンサーの皆さん

そして、この舞台の全てを助けてくれるバックダンサーの皆さんもいらっしゃいます。

中澤は第二回の『CAROL』から出演していますが今回もステージを隙間なく彩ってくださいます!

これまで言葉を尽くして説明してきましたが、ぜひ映像でご覧頂きましょう。

第一回公演「ZWEI〜Reincarnation〜」

 
第二回公演 「CAROL〜gang star & downtown princess〜」


◆いつか訪れる未来の前に。カンゲキのススメ♪

どうでしょう。これまで説明した全てが集束しています。

そう。

百聞は一見に如かず、なのです。

もう既に、画面だけでエンタメを堪能できる時代になっています。いずれ、メタバースやVR機器の更なる進歩で、劇場とバーチャル空間はいよいよ世界の差が無くなるのでしょう。
でも、まだ。

まだ、舞台を現地で目の前で観ることは、皆さんの目に耳に肌に心に、段違いの感激を生み出すと思います。
どうかその時が来るまで、「観劇」を楽しんでいただければと思います。

なので、私たちの出演する『MERDE』。ぜひ、観に来てください。
劇場でお待ちしております。

以上、中澤まさともでした。